男の性感も開発が必要 その1 (2022/9/14)

昨日はパートナーとの久しぶりの
まぐわひデートで、6時間ほど
お部屋に篭っていた。
 ここのところ数回は彼女がヨニエッグを
事前に仕込んできているからなのか、
私がAV男優、森林原人さんが説く
トンボ獲り指使いの手マンで、挿入前に
彼女の膣をマッサージしているためか、
彼女のヨニ(女性器)がかなり上機嫌で、
付き合い始めた頃のような性交痛も、
入ったときに彼女の身体に緊張が走ることも
なくなってきて、
ここ半年ほど前までは彼女に制止されていた
ピストンの動きも、
最近は彼女の身体が十分に温まってからやると、
彼女の側も快を感じるようになってきたようだ。
あとはピストンの強さと深さ、速さ
なんだけれど、
性愛研究ワークとして、
これくらいだとどうか、と彼女に訊きながら
少しずつ強さや速さを増していったんだけど
どうやら平気らしいので、
試しにAVのような激ピストンの動きを
1分間ほど続けてみた。
彼女はいい声を出していたけれど、
その後で「どうだった?」と訊くと、
「気持ち良かったけど、ちょっと疲れる。
でも男の人って、それがいいんやろ?」と。
なるほどね。それが率直なところだろう。
・・・
正直言えば、
AVのような激ピストンは、
男は確かに気持ちいいのだけれど、
ちんこの先っぽの摩擦快感は
一番強くわかりやすい快感ではあるものの、
唯一の快感ではない。
そしてここに、
5歳の子供でも知っている厳然たる事実がある。
それは、
女性には、ちんこは、ない
ということだ。
男がちんこで感じている快感を、
女性は感じていない。
逆も真なり、で、
女性がヨニで感じている快感が
どんなものか、男にはわからない。
女性が感じている快感は、
男が感じている快感とは全く別物である
ようなのだ。
但し、
男女に共通する快感というものもある。
肌を合わせる快感だ。
肌を合わせて手のひらや指先で相手の全身を
軽く緩やかに愛撫する。
そうしたときに快感を感じるのは、
おそらく男女共通。
ただ、
男の性感は瞬間湯沸かし器のようなもので、
ちんこはすぐにでも気持ち良くなりたい。
女性器の性感は温まるのに時間と手間がかかる
から、はじめは性器の快感よりも
肌感覚が十分満たされる方が心地良いようだ。
だから、お互い何の工夫もない状態だと、
男はちんこを早く摩擦したいし、
女性はゆっくり肌を合わせたい。
男女の欲のすれ違いが起こる。
・・・
ちんこの性感が瞬間湯沸かし器のように
瞬時に熱くなってしまうのは、
生殖という本能的な目的を達成する
ために必要なことなのだろう。
本能的な生殖目的ならば、
チャッチャと勃ててチャッチャと挿入して
精子を子宮に撃ちこまないといけない。
それは、メスの側の快楽は
必要がない、淡々とした世界ではないか。
しかし問題は、人間は生殖のためだけに
セックスするわけではなく、
むしろ夫婦間のセックスを含めても
子作りのためのセックスは、
全回数の数パーセントにも満たないのでは
ないかということで、
それなのに、
快楽のロジックが生殖目的のもののまま
疑問も持たれずに多くのセックスが
営まれているらしいことだ。
生殖目的ではない、
快楽や絆を深めることを目的とする
セックスでは、
生殖目的のセックスとは違った
性感の方程式があってもよいはず。
それが男女和合、
互いにとろけるセックスにつながるのでは
ないだろうか。
つづく。