やっと、とろけるセックス (2022/10/2)

9月14日あたりからの連続記事で
「とろけるセックス」に関連して
書いてきたけれど、
 それは、8月18日に私のパートナーが
「2人でつくる とろけるセックス」
というタイトルでトークをしたことが
きっかけで、
このタイトルを見た時に私は、
パートナーが禅寺の和尚のように見えて、
「とろけるセックスとは、いかなるものか。
さあ、言うてみよ!」
と、私に問答を仕掛けてきたように
思えたからだ。
うーむ。。とろけるセックスとは何ぞや?
と、その時は思ったけれど、
別に深く考えるでもなく、
頭の中で検索エンジン
バックグラウンドで流したまま、
パートナーとはバカ話をしながら過ごしていた。
そうして、9/14だったか、
突然私のタマがひらめいて、
とろけるセックスって、こんな感じとちゃうのん?
っていう考えがあふれてきて、
5回に及ぶ連続投稿をしたんだった。
「男女の性器は違うから、
性器での快感は想像はできてもわかりあうことは
難しい。
でも、肌を合わせる快感はおそらく男女共通で、
女性に比べて男は肌感覚が弱い。
男が射精に突き進む瞬間湯沸かし器のような
ちんこの性感を抑えて、肌を触れ合う快感に
もっと敏感になれば、男女で歩調を合わせて
温まっていけるはず」
という意味のことを、そこで書いた。
・・・
そうしてタマの声をアタマで言語化してみると、
実際の行為の時にそれを意識するようになる。
今日はそれ以来の初ホテルデートだった。
性感帯への刺激は極力意識せずに、
最初から最後まで肌の接触面積を大きくして、
ちんこの先っぽに意識を集中させずに、
感触を感じ取る意識を全身に満遍なく向けて
彼女を全身で感じ取るようにした。
そうすると、
思考が止まって意識が恍惚としてきて、
腰は意識的に動かさずに、
骨盤周りの性エネルギーのうねりに任せて
自然に緩やかに動いた。
多分、この意識状態では激しいピストンなど
無理だと思う。
そうしていると、
最初から最後まで
彼女との一体感が切れることがなく、
ずっとワンネスの状態が保たれたまま
時間が過ぎていった。
途中で2回ほど、彼女の意識がどこかに
飛んでしまったのは感じたけれど。
まぐわっている間ずっと、
彼女はイイ声を出していたが、
時折、
ふぇーーん。うぅ。うぅ。と泣き出したり、
うふふ、いひひ。ひゃっひゃっ、と笑い出したり
して、感情を解放させていた。
挿入してから30〜40分の間、そうして
ゆるゆると膣マッサージのように動いていると、
性エネルギーの交流がひととおり落ち着いたのか、
私のリンガムが柔らかくなってきたので
「休憩しよか。」
ということにしたのだけれど、
彼女はそのまま、
温泉に浸かっているような顔をして
深い眠りに落ちてしまった。
・・・天に召されましたか。
と思った私も、そのまま軽く寝落ちた。
彼女はいままで、私とのセックスのあと
寝落ちたことはなかったけれど、
今日は疲れが溜まっていたのか、
それともいままで、
潜在的な奥底で私に警戒や遠慮をする
ところがまだあったのか。
そのあとハッと目を覚まして、
とろけちゃったよー。起き上がれないよー。
と言っていた。
8/18に彼女から
「とろけるセックス」というお題が出て、
1か月半でひとつの答えが出たかな、
という感じだった。
・・・
彼女、最近は性交痛もなく、
かなり慣れてきたようだし、
当初は挿入したらガチガチになっていた身体も
随分リラックスしてきたようだ。
自分の身体はこう、ということを自覚して
ちゃんと相手とコミュニケーションをとる
ことが大事、と彼女は常日頃から言っている
けれど、
彼女自身がいちばんそれに悩んできた
人なのだろう。
性の発信をする女性は好き者だと思われて
いろんな男から下らぬメッセージを
浴びせられたりするようだけれど、
性の発信をする人たちこそ
人一倍に性の問題に悩んできてこだわりを
持っている人たちなのだろうと思う。
次は彼女からどんなお題が出てくるのか、
楽しみでもあり、ドキドキするものでもあり。