男の性感も開発が必要 その3 (2022/9/19)

ちんこの瞬間湯沸かし器のような性感を
抑えてセックスをすることは
男の側にもメリットがある、と書いた。
 あくまでも、相手の女性との絆を深める
ためのメリットね。
何度も言いますが、
生殖や射精欲の処理だけが目的ならば、
さっさと挿れてシコシコとして
さっさと射精するのが効率的でよいのです。
問題は、
相手との絆を深めたいと思ってるのに、
さっさと挿れてシコシコするだけのセックス
しか知らないのは、お互い不幸だよね、
ってことで。
・・・
ちんこの瞬間快楽を抑えることのメリットは、
女性との、点ではなく面での接触を「味わえる」
ようになること。
そして、敢えて言語化が難しいことを
言語化することを試みてみると、
いわゆる「性感帯」と呼ばれる部位への
スポット刺激は「快楽の消費」であり、
性感帯と呼ばれる部位以外の、
全身への面的な接触は「快楽の蓄積」
であるような気がする。
(読者の皆さん、もっと適した言語表現が
あればご教示いただきたく。)
全身への面的な接触によって生じる快感は
徐々に身体に蓄積され、性的なエネルギー
として高まっていく。
性的なエネルギーが高まった状態で
性感帯を刺激されたとき、
その性感帯で感じる快感は何倍にもなり、
男の場合は「快心の射精」となる。
絶叫して涙が出るくらいの快楽。
一方、
ちんこへのスポット刺激だけでは
性エネルギーはさほどに高まらず、
イマイチな射精に終わる。
「若い時には最高1日7回オナニーした」
などという武勇伝を語る人がいるが
(私のこと😂?)、
それは、射精してもスッキリしない、
不完全燃焼オナニーだから
1日に何回もできるわけでしてね。
エネルギー充填120%で
快心の射精をしたならば、
天に召されたような穏やかな笑顔で
深い眠りに落ちたりするわけです。
そんなの、1日に何回もできるものではない。
・・・
そして、
ちんこの点での瞬間快楽を抑えて
相手の女性との面での肌接触を味わった
上で挿入すると、
女性の身体も温まっているし、
ちんこの快感と肌接触の快感を
同時に味わえるようになり、
相手の女性との一体感を感じるように
なるし、
その一体感は
「快感」というより「幸福感」に近いもの
になる。
で、その「幸福感」はおそらく
男女共通のもの。
・・・
また、その感覚が身につくと、
ちんこによる膣内への刺激の仕方も
変わってくる。
何も考えないピストンでは
膣奥の一点を打撃するような動きになるけど、
その幸福感の感覚が身につくと、
膣内でも面での接触を意識するようになって、
亀頭だけではなくサオやカリ首を駆使して
女性の膣内をマッサージするような動きになる。
それが、妙に女性に好評なのだ。
以前の投稿で昔、
挿入後30分は動かず、その後で緩やかな
動きから始めるポリネシアンセックスを
風俗の姫相手に「絶対に演技しないでくれ」
と頼んで修行したことを書いた。
挿入して40分間は動かず、
その後緩やかに動き始めたとき、
肌も面的に接触し続けて温まっていたし、
性器も互いに馴染み切っていた状態で
膣内を面的に圧迫しながら動くことで
姫の膣内を緩やかにマッサージしていくと、
姫が「あ、それダメ。」と言うものだから
「え、ダメ?」と私が動きを止めると、
姫が
「それ、気持ちいいからやめんといて!」
とおっしゃったことがある。
それはさすがに演技ではなかろう、と
チン肯定感が爆上がりしたのだけれど、
その時は姫に快感は与えていたのかも
しれないが、
幸福感までは感じられていなかっただろうと
思う。
じゃあ、セックスで感じる幸福感って
どういうものなんだろう。
お互いにとろけるセックス、
身も心も打ち震えるセックスって、
性感帯の快感よりも
全身で感じる幸福感が大事だと思うのだ
けれど。
つづく。