メソッドは誰のために? (2022/6/20)

前の投稿で、私がアダム徳永氏の
メソッドを学んで実践し、何を思ったのかを
書きました。
 ふたことで言えば、
万能ではないけど、間違ったことは言ってない。
付き合い方次第。
これは、宗教を含めてあらゆる教えというのが
そうなんだけど、教えを語る側の人は
これこそが最高至上のもの、って言いたくなるのが
サガのようで、
教えを聞く側の人はそれとの付き合い方を考えないと
いけない。
いろんな付き合い方はありますけどね。
最初から批判的分析的に接して自分がどの部分を
取り入れるかを考える人もいれば、
とりあえず全面的に信頼してみて、自分の現実に
合う部分と合わない部分を判断していく人も
いる。私は後者でしたが。
そこで、セックスのメソッドとの付き合い方。
最も重要なのは、それを学びたい理由が何か、
なんだけど、大きく分けると、
①相手の女性に悦んでほしいから
という人と、
②女性に認められたいから、モテたいから
という人がいる。
これ、微妙な違いのようだけど、
全く正反対の方向を向いてるのね。
そして、②を理由にメソッドを学ぶ男は
だんだんとこじらせていく。
①の人は、女性へのギフトを増やしていくし、
②の人は、女性に対する防御を固めていく。
それは、セックスのメソッドだけの話ではなく
あらゆる専門知識にもあてはまること。
生き様の違いとも言える。
で、一番しんどいのは、自分が①なのか
②なのか、自覚できていないタイプ。
自覚できていない人は、
自分は①だ、と主張する。
自覚できている人は、①と②が混ざって
いることがわかっていて、
そのブレンド割合もわかっている。
自分のその、いやらしさやあざとさ、
弱さというのは、自覚しないと消えないのね。
それを自覚できないままに
メソッドにのめり込むと
いやらしさやあざとさがオーラになってくる。
アダムタッチが気持ちいいと言われたり
気持ち悪いと言われたりするのは
そういう事情でしょう。
あれって、手法の問題ではないから。
かく言う私も、②から来る
いやらしさ、あざとさ、弱さがないのかと
いうと、全くそんなことはなくて、
スケベ心は人一倍あるような気はする。
ただ、それを自覚していれば、
実際に女性に接するときにはその心を
コントロールして無にすることはできる。
女性の肌感覚は敏感で、
ごまかしが効かないですからね。
スケベ心は、相手の女性がそのスケベ心を
愉しむようになってから炸裂させれば
よいのです。