言葉の鑑賞 (2021/12/31)
女性が、優しい人が好き、と言うと
一所懸命優しいアピールをしてみたり、
以前から、私のパートナー女性のもとに
「ボク、変態なんです」とか
変態なメッセージを送りつけてくる男が
少なからずいるようで、
性について発信している女性に
いきなりエロメッセージを投げつける
男というのも、似たような回路かも
しれない。
私も学生時代は理系クンだったせいもあり、
当時の彼女の言うことを言葉の意味通りに
受け取って、随分とヒンシュクを買ったものです
。
。女性の言葉は、論理的に聞くものではなく、
文学的に鑑賞するものです。
例えば、
ウチの彼、めっちゃアホやねん〜。
多分、その彼女の彼氏というのは、
俗に言うアホではないのだと思います。
おそらく彼は、
男としてしっかりしていて、
基本的に頭が良くて、
もしかしたらイケメンで、
でも、私の前ではアホな面を
見せてくれるのよ、
多分、そのアホな面を見れるのは
私だけなのよ、という、
喜びの表現なのであろう。
ウチの彼、めっちゃアホやねん〜
というのは。
しかし、それを聞いて、
この子はアホな男が好きなんや、
と思ってアホアピールをしてしまう男は
結構いるわけです。
。人には多面性や両極性が必ずあるので、
360°どこから見てもアホな男には、
この言葉は使われません。
言わなくてもわかるからです。
でもそれをわからずアホアピールをして
変な人、と思われてしまう男は必ずいる。
性の発信をしている女性への
いきなりエロメッセージというのも
そういう類の寒いもので、
彼女たちの多面性を想像していない
のでしょう。
エロを発信している女性は、
えてして性に対してクソ真面目なところが
ありますから、
性を茶化す男は天敵認定される、という
事実がわかっていないのです。
私がパートナー女性と初めて出会った
ときはまだ彼女が性の発信をしている
人だとは知らなくて、
アプローチをかけようとした時に
彼女の性の発信を見て、
ああ、この子は難攻不落かも、
と逆に思いました。
性の発信者は性にすごく真摯に違いない、
と思いましたから。
話は戻って。
男女ともに、ギャップに萌えるもの
ですから、
私と私のパートナーの場合が
そうかどうかはわかりませんが、
えてして、男が女性の言葉を
額面通りに受け取って裸踊りをさせられる
ことはよくあることです。
女性の言葉は、論理的に聞くものではない。
文学的に鑑賞するものです。
大事なことなので、２回言いました。
