女性をセックスに誘うときの罪悪感 (2021/12/30)

自分の子供に、
勉強しなさいとばかり言うのは
かわいそうだ
 って言う親がいます。
私の妹などはそうです。
なぜ、そう思うのか。
それは、親自身が、
勉強は楽しくないものだと
思っているからです。
勉強は楽しいものだ、と
思っている親は、
おそらく、
勉強しなさいと言うこと自体は、
かわいそうだなんて夢にも思わない。
子供がイヤがるのを無理矢理させる
のはかわいそうだと思ったとしても。
それは、セックスも同じ。
男が意中の女性にセックスへの
アクションを起こそうとする時、
嫌われたらどうしよう
と考えてしまうのは、
男自身、
肉体の関係を女性に迫るのは
悪いことだとどこかで思っているから
ではないか。
セックスは楽しくて気持ちよくて
素晴らしくて、二人の関係をより
高めて深めて、お互いをもっとよく
理解し合うための行為
だと本気で思っているならば、
誘って嫌われたらどうしよう、
なんてあまり思わないし、
それでもし仮に断られて嫌われる
ことがあったとすれば、
ただ、残念やな、ってことになる。
但し、イヤがるのを無理矢理に、は
言語道断、というのは、
勉強もセックスも同じ。
じゃあ、
セックスを誘うのに罪悪感を
感じるのはどういうことか。
多分、そこで自分の肉欲が先に立って
ることを、自分自身が知っているから
ではないか。
自分が気持ちよくなりたい、
あわよくばチンポしゃぶってほしい、
という気持ちと、
相手の女性に悦んでもらい、
幸せを感じてもらいたいという気持ち、
それぞれ何割を占めているのか。
女性をセックスに誘おうとする時、
男は頭の中で相手の女性を
犯してるのか、抱きしめてるのか、
どっちやねん、ということ。
それは、男自身が一番よくわかって
いるはず。
嫌われたらどうしよう、というのは、
そこのところについて、
自分を説得できていない、
自分が納得できていないところはないか。
相手の女性にアプローチする前に、
自分を説得できていなければ、
その罪悪感は消えません。
それは、アプローチする時の態度に
顕れる。
少なくとも、その罪悪感は
自分の下心の質に原因がある、
ということは
知っておいた方がいいでしょう。
ただ、セックスは相手があることなので、
こうすれば絶対うまくいく、なんて
ノウハウはあり得ない。
当然、断られることはあります。
アプローチするのは男の役割だけれど、
詰め将棋ではありません。
女性に断る余地、逃げ道を用意した上で、
自分の意向を堂々と伝えるのが王道。
女性がOKすれば
一緒に桃源郷へ向かいましょう。
断られたら、
交渉や懇願などは一切せず、
黙って勇者の墓に眠りましょう。
自分の亡骸が、いいな、と思った
女性の自己肯定感の肥やしになると
思えば、犬死ににはならんでしょう。
さっさと成仏しましょう。
そして、また生まれ変わって
別の女性を探しましょう。
ただし。
一部の例外を除き、女性は
ひとこと目は必ず、断ります。
だからと言って、すぐに引き下がって
しまうと、女性から強烈な罰点を
食らったりします。
それが男女関係のややこしいところ。
だから、アプローチするときには
女性に逃げ道を用意しないと
いけないんです。
言葉では拒絶しながら、
身体が逃げていなければ、
そこは持って行き方次第です。
明らかに身体が逃げていたら、
サッと諦めましょう。
人の話は、耳で聞くんじゃありません。
目で聞くんです。
重要なことなので、過去記事を引用。