してほしいように、してあげる (2022/3/28)

若かりし頃、さまざまな風俗の姫様たちに
お手合わせして頂くうちに、
プレイの前にちんこを洗ってもらう時点で
 その姫の力量がわかるようになった。
とか言うと大仰なもののようだけれど、
ちんこを洗ってくれるときに機械的に洗うか、
気持ちいい触れ方で洗ってくれるか、
ただそれだけの違いなんだけど。
気持ちのいい洗い方をしてくれる姫に
当たったら、ああ、チンコって、
こういう触り方をされたら
気持ちがいいねんな、と改めて
感じさせてもらった。
一方、洗う時のチンコへの触れ方が
雑な姫だったら、ああ今日はハズレ、
と思ったものだった。
・・・
ということは、
私が女性に触れるときも、
触れ方によって相手の感じ方も随分
違ってくるはず。
どういう風に触れたら良いのか。
本で読んだことと姫との会話で聞いたこと
によれば、
女性の大陰唇まわりの感覚は
男のタマ袋の感覚、
女性のクリトリスの感覚は
男のチンポの亀頭の縁、カリ首の感覚、
女性の膣口からクリトリスに至る中心線は
男のチンポの裏スジの感覚
にそれぞれ対応しているという。
であれば。
タマ袋をこういう風に舐められたら気持ちいい、
というのがあれば、そっくりそんな風に
大陰唇周りを舐めてあげればいいし、
カリ首をこういう風に舐めて欲しい、
というのがあれば、そういう風に
クリトリスを舐めてあげればいい、
はず。
だけれども、それは仮説に過ぎなくて、
そういう風にしながら
相手の反応をみて微調整したり
相手からフィードバックを受けながら
続けていけば、ピタっとハマる感覚が来る。
セックスは男女の共同作業だと思う。
これは、男女をひっくり返すと、
フェラチオにそっくり応用できるのでは。
・・・
どうすれば相手が気持ちよくなるのか、
というのは、
自分がどうされれば気持ちいいのか、
どうして欲しいのかの裏返しで、
あとは相手とのコミュニケーションで
作り上げていくものなのだろう。
微妙なタッチの好みは人によって違うから、
安易なノウハウに頼るのではなく、
仮説と検証の繰り返しで個別に磨いていく
ものだと思う。
言ってみれば、
これはセックスだけの話ではなく、
仕事や人間関係全般にも通じることだけれど。