温故知新 (2022/9/16)
最近、you tubeで、
「うわぁ、すげーかっけぇー!」
と悶絶してイッてしまう動画が
シリーズのようにアップされている。
確かにねー。
ピンであれほどのカッコ良さ、セクシーさ、
歌の上手さを放てる歌手は、
今は絶滅しているような気がする。
男の子も女の子も、アイドルは
グループでのセット販売になってるしね。
そこにはおじさんやおばさんかと思いきや、
10代から30代くらいの女子が
集まって聴いていた。
妙にテクニカルな曲が溢れた時代に生きる
彼女らにとっては、
短編小説や抒情詩のような
昭和の歌がかえって新鮮なのかもしれない。
・・・
ここでメモリーというのは
「記憶」というよりは「名残り」。
「愛のメモリー」というより、
パピ訳としては、「甘いセックスの余韻」。
熱く交わってひと眠りして、
ふと目覚めたとき横に彼女がまだ
眠っていて、
余韻としてオキシトシンが満ち溢れている、
という感じの、なんだか幸せを感じる抒情詩。
ここまで照れがないと、
さわやかなものだと思う。
先日、パートナーに、
「キミは本質的に乙女やねんから、
照れ隠しに卑語を使うのはやめとき。」
と言ったことがあったが、
自分の思いをどストレートに表現することは、
年齢を重ねるごとに難しくなるものかも
しれない。