ナイスガイ認定テスト (2022/4/11)

その昔、とあるビジネス系のセミナーで、
男女のパートナーシップについての講座を
受けたことがある。
 異性というものを理解しないと、
仕事はうまく回らない、ということらしい。
その中で、
女性は、ある男のことを自分の男だと
認識したときから、その男に対して
ブチ切れ、爆発し続けるのだという。
それは女性の人格ではなく本能だから、
男性諸君、あきらめろ。
ということだった。
それは、無意識の領域で、
女性はブチ切れた自分に対する
相手の男の反応によってその男の
器や力量を測っているのだと。
だから、自分の女が脈絡なくブチ切れた
ときは、逆ギレせず、キレた理由を
聞くでもなく、まずは抱きしめなさい、と。
女性が自分の男に対して爆発する時の
メッセージは、8割がた、
「もっと私を見てよ!」だから。
逆に、女性が男性に対して爆発しなく
なったら、関係が良くなったように見えるけど
実は関係は終わっているのかもしれない、と。
そうなのか。
一概には言えないかもだけど、
男は持ってはおくべき知識だな。
それ以来は、私はパートナーとなった女性が
私に対して脈絡なくブチ切れたら、
よしよし、とニヤけるようになった。
通常はそこで男は意味わかんねーと逆ギレするか
女性がキレた理由を探ろうと会話が始まったり
するのだろうけど、
まずは、ブチ切れてくれて光栄でございます、
があるのとないのとでは、対応は変わりますね。
男は常に相手の女性から
ナイスガイ認定テストを受けている。
・・・
また、恥ずかしながら
最近になって知った言葉だけど、
女性と初めてのベッドインをしようとした
ときに、いいところまで行った時点で
女性が示す抵抗や拒否を、業界用語で
「グダ」と呼ぶのだそうな。
グダには二種類あって、
本気で嫌がっているのを真性グダ、
セックスしてもいいかな、と思いつつ
軽い女だと思われたくないから
ポーズとして抵抗するのを形式グダと
いうらしい。
女性のグダが発生したとき、
まずは真性グダか形式グダかを判断する
グダ判定をして、
真性グダならさっとそこは
引かなければならないし、
形式グダならいかにグダ崩しを
してくるかで女性は男の力量を
無意識に測っているのだという。
いかにディフェンスの穴をついて
シュートを決めてくるか、というやつ。
グダ判定とグダ崩しの二段階テストに
合格しないと、女性のエロの扉は
開かない。
・・・
そういえば、学生の頃、
ベッドまで入りながら彼女にセックスを
拒まれて、イヤなら仕方ないわ、と
引いた後、関係がギクシャクして別れた、
ってことがあったけど、
それは私がグダテストに合格しなかった
ということなんやな、と
いまさら気が付いたりもする。
のだけれど、
それは、学生時代の私がオナニーで
精を抜き過ぎていたがために、
男精本能の発動が弱くなり、
頭脳の理性がチンポの本能を
封じ込めてしまったのが真の原因だろう。
もしあの時、いまの私のように
精を貯める生活をしていたなら、
グダの知識なんて持っていなくても
タマから反射的にグダ崩しの知恵が
湧き起こってタマが脳に命令を下して、
チンポが彼女を深く貫いてただろうにな、
と、ふと思う。
オナ猿の青春リグレット。
・・・
まあ、そういう風に、
男は常に女性からナイスガイ認定テストを
受けている。
じゃあ、そうやって、女性は男を
どのように育てたいのか、と考えると、
チンポが硬い神父さん、
というのが、最大公約数的な
理想像なのかもしれない。