性の昭和、平成、令和史 (2022/10/24)

昨日の投稿で「ポルチオ」という言葉を
出したの、ちょっと生々しかったかな?
 とパートナーに訊いてみたら、
「生々しいと感じる人もいるだろうけど、
パピちゃんの投稿を読んでたら慣れるんと
ちゃう?」
とのこと。
まあ、性にまつわる話って、
慣れだからな、という面もある。
慣れ、と言えばね。。
・・・
ポルチオという言葉が出回る前に
女性器の性感帯として脚光を浴びていたのは
Gスポットだった。
Gスポットがドイツで発見されたのは
1950年のことらしいけど、
日本でこの言葉が一般人の耳に入り始めたのは
確か、1980年代半ばから後半ごろのことだった
と記憶している。
だから、パピー少年が小学生の頃は、
女性器関連の性感帯としては、
クリトリスしか知らなかった。
↑ 小学生の時から知ってたんかいw🤣
「マンPのG⭐︎SPOT」という曲を
リリースしたのが1995年だから、
その頃までにはこの言葉は
メジャーになっていたのだろう。
クリトリスよりも凄い性感帯があるらしい、
ということで、当時、イロモノ系の雑誌や
TVの深夜放送で特集などされていた。
そして、
ノストラダムスが人類の滅亡を予言していた
20世紀の末に、性の世界に激震が走る。
バイアグラの承認だ。
バイアグラは1998年にUSAで、
99年に日本で承認される。
昭和の名経営者、世界のホンダ、
亡くなったのは1991年だけど、
本田氏は生前、会社の若手社員に対して
「頭とチンポは生きているうちに使え!」
と、口を酸っぱくしておっしゃっていたとか。
本田氏が生きている時にバイアグラ
あったなら、金に糸目はつけなかった
でしょうね。
チンポ不老不死の妙薬、みたいなもので。
昭和日本屈指の名経営者でも
手に入れられなかった性交寿命を、
いまやその辺の貧乏タレのオッサンでも
手にすることができるなんて、
医学のチンポ、いや、進歩は偉大だ。
高齢者も性を謳歌すべき、という考えは、
バイアグラの出現以前にはマイナーなもの
だったのだろう。
それは、コンドームの普及とともに
性行為の自由度が増したことと同等の
社会的インパクトだったかもしれない。
・・・
また、
フェラチオ」、という言葉が
一般に知られるようになったキッカケは、
チャップリンの性癖だったといわれている。
それまでは、一部の上流階級でしか
使われていなかったラテン語らしい。
チャップリンは「小児科医」という
ニックネームが付けられるほどの
んだけど、
そのチャップリンの若い元妻のリタという
女性が彼との性生活を暴露した怪文書に、
「彼は、フェラチオという人間性に反する
劣悪かつ異常な性的倒錯行為を妻に強要した。」
という記述があり、
当時の米国民のほとんどがフェラチオという
ラテン語を知らなかったから、
若い妻にどんなことをさせたんやー😂
という好奇心に逆らえず、当時、
ラテン語の辞書がバカ売れしたという
都市伝説がある。
フェラチオが性的倒錯行為なら、
クンニだって変態プレイやがな🤣
まあしかし、
AVが普及する前は、一般庶民にとっては
フェラチオは不潔な行為であって、
一部のプロの女性のサービスだと認識されて
いたフシがある。
私の初体験は20歳の時で、
相手は当時19歳のJDだったけど、彼女は
フェラチオについては
「こんなとこ舐めるなんて、凄い世界だよねー。」
と言ってた覚えがある。
それからAVが普及したせいか、
いまや、フェラチオは魅力的女子の必修科目
のように語られ、
インターネット上では
女性の、女性による、女性のためのフェラチオ講座
みたいな動画が公開されていたりする。
明治の初め頃までは日本人は
牛肉なんて食えるものだと思ってなかった、
そんなモノ食ったら獣になってしまうと
思ってた、ってのと似たノリだろうか。
クンニについても、
「舐めざる男、入れさせるべからず。」
などという標語までできている。
性行為に対する慣れ、というのは、
それほどに強力なものなのだ。
・・・
と、言いたいところだけど、
実際のところの一般人の意識って、
どうなのでしょうね。
今のパートナーの前のパートナーとの
初セックスは2016年の1月だったけど、
その時にご挨拶程度に彼女に軽く
クンニをしたら、後日彼女が、
あの時、
「わっ、この人、舐めてくれる人なんやー。」
と思った
とか言ってたし、
今回、
パートナーに「ポルチオ開発してみる?」
と訊いて快諾されたのは
彼女が性愛研究家を名乗るほどの好奇心を
持っている人だからであって、
何だかよくわからないことのために
子宮口をゴソゴソされることを
積極的に望む女性は何割くらいいるのだろう?
性産業が仕掛けるノウハウの発信と
一般女性がそれを受け入れる時期という
ものには、それなりのタイムラグがある。
AVというものによって性が即物化し過ぎて
テクニック主導の展開が続いてきたけれど、
近年は女性側から
即物的なものは望まない、という
主張が出され始めている。
それを男の側が受け入れて常識化していく
のにも、一定のタイムラグが必要なのかも
しれない。
どちらに転ぶにしても、
おそらくは、慣れなんだな。

性感はピタゴラスイッチ (2022/10/23)

AV男優、森林原人さんのサブスク、
今月のテーマは「ポルチオ」。
 グッと難易度が上がったかな、と思うけど、
パートナーに「ポルチオ開発してみる?」
と訊いたら「うん」と快諾されたので、
ちょっと学習してみた。
私のパートナー、
決してイヤラシイ女性なのではなく、
内面はすごく臆病な乙女なんだけれど、
性的なことへの好奇心がハンパないので、
私が何か新しいことを提案すると
喜んでノッてきてくれる。
一方で、快楽のストライクゾーンがかなり
狭いので、お湯加減や塩加減に絶妙さが
要求されるタイプなんだが😂
・・・
ポルチオ性感のメカニズムは、
GスポットやAGスポットと呼ばれる箇所とは
違って、ポルチオそのものが感じるわけではなく、
ポルチオへの振動刺激を介して
テコの原理で子宮が振動し、
子宮周辺の迷走神経が揺れや圧迫を感知して
それが脳にダイレクトに伝わる、
というものであるらしい。
なんか、ピタゴラスイッチみたいな
話やけど。
ということは、ピタゴラスイッチと同様、
この複数ステップのどこかがうまくいかなければ
ポルチオでの快楽は得られないということか。
男にはない快楽経路だから、
体感ではわからないのだけど。
・・・
で、サブスクの実演動画を見てると、
モデルの女性の股間に森林さんが正座して
指を膣に入れて中を刺激しながら
もう片方の手で女性の下腹部を揺らしている。
なんだかな、えーねんけど、
これって絵的にセックスの前戯というより
マッサージの施術みたいで。
モデルの女性はそれで感じまくってる
ようなのだけど、
これってポルチオ刺激の動画を撮りますよ、
という設定で、比較的スイッチが入りやすい
女性を起用しているのだろう。
ポルチオの性感って、
万民に対してそんなに簡単に起動するもの
ではないんじゃないかと思う。
森林さんの解説も実演も理路整然として
わかりやすいのだけど、
バットの振り方を教えてもらって
いきなりホームランを打てる奴なんかいない。
素振りや空振りの経験を重ねて上手くなるもの。
天賦の才能に恵まれた天才でなければね。
そもそもこういう動画で学習してる
という時点で、私は天才ではない。
そこ、間違ったらあかんよな。
この手のテクニックというのは、
最短距離で性的快感にアプローチしようと
するものだから、
目的を見失うと、セックスというよりは
性感マッサージに近いものになっていく。
相手もそれを期待しているのなら
それもアリだけどね。
そこは、相手の性癖や性的期待がどこに
あるかをちゃんと知った上で取り組むのが
大事なのだろう。
男の脳はどうしてもテクニックやノウハウを
求めて、これ気持ちいいやろ、どやー。
とやりたくなる傾向はあるけど、
刺激がどのように脳に伝わって
脳がそれをどう解釈するかって、
一瞬のことではあるけど
多段階のピタゴラスイッチだし、
人それぞれの感性の個性がありますからね。
それほど万人に対して単純に語れるものでは
ないよなあ、と、思う。
 

何かがバグってないか? (2022/10/20)

そもそも、ポケットからスマホを出して、指先でクリクリするだけでナイスバディ美女のセックスをタダで見れる世の中って、何かがバグってないか?
10代20代の男子の学力が女子よりかなり劣化してるらしいってのは、絶対にそのせいやと思うけどなあ。

幸せは理性や心だけではなく (2022/10/19)

このところ性について発信する女性が増えたのは、エッチな女性が増えたということでは決してなく、
幸せは理性や心だけではなく身体でも感じるものでないとウソっぽいということにみんな気付き始めたということではあるまいか。
〜理性万能主義の終焉〜

呼吸法との付き合い方 (2022/10/19)

先日の投稿で書いた通り、
私は20代の時にとある呼吸法の教室に通って
学んでいたことがある。
 呼吸法を工夫すると、
身体に気のエネルギーが充実しますからね。
で、逆に、
何故20代の若者のくせに、
気のエネルギーが充実するという
呼吸法に興味を持って、
お金を払ってまで教室に通ったのか。
それは、
若者のくせに
気のエネルギーが枯れちゃってたから。
当時、何故若いのにエネルギーが枯れて
身体がだるくて仕方がなかったのか
分からなかったけれど、
今にして思えば、明らかに
オナニーで射精し過ぎてたせいだと思う。
それで、呼吸法を鍛錬していくと、
確かに身体のエネルギーが充実して
パワーが溢れてきた。
よしよし、と思ったのだけれど、
身体にパワーが溢れたら、
性欲も溢れてくるのが若者というもので、
以前にも増した頻度で射精をするようになり、
すると以前よりも体のパワーが落ちてしまった。
なるほどー。
射精したら気のエネルギーも
排出してしまうのか。。
だったら一体何をしているのか
わかったものではないから、
その呼吸法を封印して、
気のエネルギーを捨てないように、
27歳からオナ禁を始めた。
そして、いろいろ調べるうちに、
オナ禁に適した呼吸法があることを知った。
・・・
最初に教室で習った呼吸法は、
最終的に下腹部、臍下丹田と呼ばれるあたりに
エネルギーを充実させるものだけど、
会陰部には生命力を司る第一チャクラ、
下腹部には生殖力を司る第二チャクラがあり、
そのあたりに気のエネルギーが充実すると
前述の通り、生命エネルギーは上がるけど
性欲がハンパなくなってしまう。
オナ禁に適した呼吸法は、
下腹部に溢れる気のエネルギーを吸い上げて
鳩尾、胸、喉、眉間の各チャクラを
充実させるもの。
それをやると、
下半身のムラムラが緩和されて
全身にエネルギーが行き渡る快感がある。
それを私はオナ禁呼吸法と呼んで
パートナーと談義してたんだけど。
まあ、オナ禁呼吸法はやりすぎると
下腹部のパワーが落ちるので、
勃起力が弱くなる恐れがある。
勃起力を維持しながら
余分なムラムラは緩和する、という
絶妙なお湯加減が必要なんだが。
・・・
身体の中のエネルギー状態が
どうなっているかでセックスのスタイルも
変わるようで、
下腹部にエネルギーが偏在していると
どうしてもちんこ中心のセックスになるし、
エネルギーが全身に行き渡っていると、
全身の肌の密着を楽しみたいセックスになる。
パートナーとは付き合い始めたときから
後者のスタイルで来たんだけれど、
これはどちらかと言うと女性的なセックスの
楽しみ方かもしれない。
・・・
最近、ひょんなことから昔私がやってた、
下腹部にエネルギーを充実させる呼吸法を
彼女に教えてあげた。
この呼吸法は、セックスの感度が
深くなるという副産物もあるもので。
教えるために私自身もある程度、
久しぶりにその呼吸法をやってみたら、
案の定、性欲がハンパなくなり。
彼女との逢瀬が間近だったから
よかったのだけど。
チンコ周辺にエネルギーが溢れるので、
セックスがちょっと激しくなってしまうかと
思いきや、
彼女がオーラルでかなりのエネルギーを
吸い取ってくれたから、割とマイルドな
ものになった。
しかし、これはねー😂
彼女とのデートはだいたい月2のペース
だけど、
この呼吸法をやると、いい歳して
週に2〜3回はしたくなってしまうから、
若返ってうれしいような、
無駄な性欲が苦しいような、
痛し痒しなところですね。
デートの2日前まではオナ禁呼吸法、
デート前日から当日にかけて
下半身にエネルギー充填する呼吸法、という
ハイブリッド運用がいいのかもしれない。
呼吸法というものとも、
付き合い方が大事なようです。