手マン解体新書 (2022/10/30)
【手マン解体新書】
この手のセックスに関する情報が
みんなに見えるところに無料で流通
し始めたのはここ10年くらい、
スマホの普及とほぼ同時じゃないかなと
思うけど、
イザとなってから学ぶんだけどね。
まあ、だいたい初体験には間に合わない。
というか、学ぶという意識を持つ人は
少数派だったような気はするけど。
・・・
ただ、この種の書籍は江戸時代からあった
ようで、
1836年頃のものとされる「地色早指南」
という書物では、
手マンのしかたについての解説があった
ようだ。
1. 女性の性器の割れ目の辺りから毛の生え際を
何回も撫でおろす
2.肛門を避けて膣の辺りを指先でいつまでも
いじる
3. 中へ指を一本入れ、上の方を強く指の腹で
かき撫でる
4. 潤いが出るに従い二本の指を入れ、ぐるぐると
かきまわし、ぐっと奥へ入れて、周りにナマコの
ようにヒクヒクするような物があれば、
いつまでも浅く深く抜き挿しする
5. 女性が身悶え、顔はテカテカとして上気する
様子があれば、二本の指先で子宮をいじるに
したがい、自然と子宮は動き、下の口が開く
6. 女性の鼻息が荒くなるに従い、火のように
熱くなる
7. そのとき美快(よがり)があるのを見てから、
玉茎(チンポ)をぐっと根まで突き入れ、
しっかりと抱き締める
8. この後は心のままに行う
(以上まで引用)
この文章には指先でのタッチの強さについては
あまり親切に書かれていないから、
読んでるだけでちょっと痛いやろな、と
思うのだけれど、
ふーん、と感心するのは、
技術だけではなくて、ちゃんと女性の
反応を見ることが言及されていること。
で、
セックスするなら女性に感じさせたいという
男の熱きスケベ心は今も昔も変わらんな。
・・・
黒船来航が1853年だから、
1836年というと江戸時代末期だけど、
長崎からオランダに持ち込まれた
浮世絵が当時のヨーロッパ人に衝撃を
与えて、西洋美術に対して影響をもたらした
ということで、
手マン、というのは西洋ではあまり
技術としてメジャーではない、という
ことは、
「地色早指南」のような書の類は、
オランダには行かなかったのか、
流通しなかったのか。
冒頭に書いたように、男の子が
高校生の時から性の手解きを受けることが
できる環境が広まっていくならば、