妄想カフェ (2022/8/10)

私のパートナーは性についての発信をしている
せいか、一時期ほどではないにせよ、
知らん男から卑猥なメッセージが送られて
 くるようだ。
卑猥な、とまではいかなくても、
「ボクとシませんか」みたいな不躾なのとか。
で、ある日、彼女と痴漢談義になった。
彼女にもそれなりに被害経験があるらしく。
彼女曰く、
汚いジジイに汚い倉庫とかで何かされる、
っていうシーンを妄想することはあるかもしれん
けど、実際にされるのは絶対にイヤやわ。
パピー:
なるほどな。レイプ願望がある人が本当に
レイプされたいと思ってるかというと、
それは違うだろしな。
・・・
女性は妄想と想像が切り離されているのが
健全なんだろう。
男は妄想と実際にヤリたいこととの境目が
あまりないから、女性も同じだと
思ってしまうのかもしれない。
だから、性の発信をしている女性は
ヤリたがっている、と勘違いするのだろう。
彼女曰く、
ホンマにいきなりイヤラしいメッセージ
送りつけて来る男って、頭どうなってるんやろ?
P:そやなあ。。でも、そういう奴に対して
笑顔で軽く打ち返す女性もいるやん?
その違いは何やろ?
イヤラしいこと言われて女性が顔をしかめる時って、
聞いた女性の頭にそのイヤラしいことが
イメージされて体から反応して
しまってるんとちゃう?
笑って軽く流せる女性は、そのイヤラシイ
妄想は妄想のまま受け流して、自分の想像
までは侵されてないのかもしれん。
彼女:そうかもなー。私、真面目すぎるんやろか。
P:かなり前に、「ワイ談好きの女性は意外と身持ちが固い」って言ったことがあるけど、そういう女性は妄想と想像が切り離されてるねんで。
逆に、ワイ談に顔をしかめる女性は、妄想話を聞くとそれがダイレクトに現実の想像に結びついてしまうのかもしれん。
だから、ワイ談好きの女性は口説こうとした時は難攻不落で、顔をしかめる女性は意外と逆だったりするのではないか。
彼女:そうかもなー。
・・・
それには私も苦い経験がある。
10年ほど前だけど、職場の親睦飲み会の後、
カラオケに行った時のこと。
私のオハコは
福山雅治とサザンと井上陽水、という
スタンダードなものだが、結構この人たちの曲って
ほのめかしエロな歌詞が多い。
当時はわりとお固い職場ではあったのだけど、
飲み会の後の自由参加のカラオケだったから
私も気にせずに歌った。
例えば、福山雅治の”HEAVEN”。
(歌詞抜粋)
♪ 情熱の花 燃えているよ
こんなにもホラ 震えてるよ
散りゆくさだめの 生命ならば
愛に溺れて もう死んでもいい ♪
この程度の歌詞なんだけどね。
非エロな歌ではヤンヤヤンヤとなってたのに、
この歌の歌詞を聴いた瞬間、
女性約2名の顔が曇った。。
女性ゆうても20代のコムスメじゃなく
40代の既婚女性がよ。
自由参加のカラオケで。
妄想は妄想として楽しんでくれ。
私、あなたがたにそんなことする気なんて
「毛頭」、ないんやから。
とは、パピーの心の叫び。
無菌室で育ってお固い仕事をしてる人妻って、
こんなものなんだろうか。
この程度の歌詞を聞いて顔をしかめるのって、
よほど頭の中に良からぬ想像が巡ったのだろうか、
と思えば、逆にお固い人妻のあやうさを
感じられずにいられなかった。
妄想と想像とは切り離して、
楽しく健全に妄想ライフを送ればいいのに。